情報テクノロジーの極みへ。
DXの理想形へ。
三和健太
Miwa Kenta
開発部
2019年入社。IT人財への期待値がより高い場所を求めて、ジップへ転職。現在は、商品発送業務のシステム担当として、開発の上流工程から下流工程まで担い、数々の大型プロジェクトを主導する。座右の銘は「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」。趣味は、ピアノとDIY。夢は、いつか親子バンドを組んで、オリジナル楽曲の創作・演奏に挑むこと。
ARTISTIC LIFE
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」・・・山本五十六の名言が私の座右の銘です。システムエンジニアとして、自ら開発したシステムを多くの人に使ってもらい、導入効果を最大化するには、「いかにシステムへの理解を深めて、いかに人を動かすか」が極めて大切であり、これを実践する上で私が指針としているのが、山本五十六の名言です。IT、AI、RPAなどの導入が企業戦略の要となる流れの中で、これからますます私たち開発部の役割が重要性を増していきます。私としてはジップが構築する最適化システムによって、クライアントはもちろん社内の運用現場、その先にいるお客様も含めて有機的につながり、その中で活き活きと人が動き、業務が動き、プロジェクトが動き、ビジネスが動く・・・そんなDX(デジタルトランスフォーメーション)の理想形を究めていきたいと思っています。一方、プライベートでは再開したピアノレッスンも究めていきたい。目標は、超難関曲「ラ・カンパネラ」の完奏。いつかストリートピアノでサラッと弾けるようになるのが夢です。オンでは情報テクノロジーの極みへ、そしてオフではピアノ演奏パフォーマンスの極みへ・・・双方で“テッペン”を目指します。
SYSTEM ENGINEER WORK
私がイメージする活躍フィールドの理想と
合致したことが決め手。
・・・入社の決め手は?
システムエンジニアとしての新しい活躍の場を求めて、転職活動を行い、最終的にたどり着いたのがジップです。自分の経験や能力が幅広く活きる場があったこと、そして様々な資格取得を含めて働きながら研鑽ができる環境が整っていることなど、私がイメージする活躍フィールドの理想と合致したことが決め手となりました。
・・・就活中に感じた他の会社との違いは?
IT人財への期待値が高かったことです。IT人財の活躍を今後の会社の成長につなげたいということも伝わってきて、その分、プレッシャーも感じましたが、逆に「期待に応えたい」という想いが膨らみました。また、人財部や開発部の社員の方々の人当たりの柔らかさに対しても他とは違う心地よさを感じました。
・・・現在の仕事は?
商品発送業務のシステムを担当しています。既存システムの機能追加、改修から大規模リプレイス、新規クライアントの商品発送業務立ち上げに伴うシステム開発まで、幾つもの案件を抱えています。現在は、要件定義から設計、プログラミング、テスト、実装、移行、保守・運用まで、上流工程から下流工程まで、開発プロジェクトフローの全てに関わっています。また、営業支援の立場で、クライアントと営業の間に立ち、そしてシステム開発の立場で、開発部と業務運用の現場の間に立ち、双方の橋渡しを行い、さらには潤滑油のような役割も果たしています。
何より嬉しいのは「楽になった」「簡単になった」
という声が聴けること。
・・・独自の仕事スタイルは?
ブラックボックス化して、全容の把握が難しい「IT」をかみ砕いて、取りまとめて、関係者が楽になるよう業務を進めています。日々心がけているのは、いろいろな立場の関係者の「相手の言葉で話すこと」。説明や提案において、相手が話す言葉が相手にとって一番わかりやすい言葉だと思うので、極力相手の言葉を引用して、わかりやすく、理解が深まるように話しています。
・・・仕事のやりがいは?
「楽になった」「簡単になった」という声が聴けることです。例えば業務予定の連絡をExcel連携からシステム連携に切り替えるプロジェクトに参画したときのこと。「業務を効率化したい」という連携元と、「Excelで困っていない、柔軟性を失いたくない」という連携先の間で意見が真っ向から分かれており、なかなかプロジェクト自体が進みませんでした。そこで私が間に立ち、連携元の強い要望を受け、連携先に対してデモを実施、極力負担を減らす改修案を提示することで、双方の調整を図り、切り替えを実施。その結果、「楽になった」「簡単になった」という声があちこちから聴こえ、嬉しかったですね。
・・・成長への転機は?
大手クライアントである通信販売会社のシステム切り替えに伴うZIPシステム再構築が成長への転機となりました。クライアントから頂く/お返しするデータ、ジップが印刷する明細書/送り状のレイアウトなど、システムの入出力が全て切り替わりました。大規模プロジェクトゆえ、関係者が多く、問題点として「キーマン不在」状態となり、コミュニケーションが混乱。そこで私が動き、情報を集約、連絡系統を整理して、発信・確認する仕組みをつくり、乗り切りました。この経験は大きく、その後の大規模プロジェクトのマネジメントにも活きています。
いつか講演や研修などで多くの人に
影響を与えられる存在になりたい。
・・・今、向き合う最大のチャレンジテーマは?
いかにシステム仕様を、クライアント・ユーザー(現場)・開発メンバーにわかっていただくか・・・これは永遠のチャレンジテーマです。システム仕様は、運用と併せて考える必要があるというのが私の持論。どこを優先するということではなく、関わる全ての人々にとって最適なシステム仕様になっていなければ意味がないと思っています。常にフラットな思考で、あらゆる立場の人々からの視点で、システム仕様の検証を行うようにしています。
・・・今後の目標は?これからの人生への想いは?
情報処理技術者試験を就職後継続的に受け、3区分(プロジェクトマネージャ&ネットワークスペシャリスト&情報処理安全確保支援士)を制覇しています。特にプロジェクトマネージャ資格は、ジップ入社後にジップで学んだ経験を論文に反映させ、合格できました。今後もさらなる上位資格に挑み、飛躍を図りたいと思っています。そして将来的には、IT領域における独自の成功事例を積み重ね、さらにはITコンサルとしての経験値を向上させ、いつか講演や研修などで多くの人に影響を与えられる存在になりたいと考えています。
・・・最後にこれから入ってくる人たちへのメッセージを。
自身の伸ばしたい能力を、やりたい仕事を、挑みたいプロジェクトを、声を上げてアピールすれば取り組める、そして頑張りを見て応援してくれる人がいる環境です。特に基盤開発領域は、未開拓なテーマ、最先端テーマが多いので、挑戦の余地がたくさんあります。自分でテーマを見つけて、共感者を巻き込んで、新たな価値創造を果たしたいと考える人にとって、ジップは最適なフィールドです。
Message Movie
My Private Life Scene
いつかストリートピアノで、ラ・カンパネラを弾く。
小学生の頃に習っていて、その後趣味として「やる気のある時期」「やらない時期」が数年周期でめぐっており、今は「やる気のある時期」。娘がピアノに興味を持ち始めていること、そしてジップの30周年記念に演奏の場をいただいたことがきっかけとなり、演奏熱が高まっています。今掲げるゴールは、あの超難関曲「ラ・カンパネラ」を「ストリートピアノでサラッと弾く」・・・長年の憧れを叶えることです。
手作り遊具で、娘の最高の笑顔を引き出す。
念願のマイホームが完成してから、DIYにはまっています。足りない家具や子供用の遊具を日曜大工で手作りしています。最近のヒット作は「段ボール製滑り台」。娘が気に入り、飽きずに満面の笑顔で何度も滑り降りています。従姉妹たちにも大人気のアトラクションになっています。パパの日曜大工冥利に尽きる最高の展開に、次は「どんな遊具でパパの株を上げようか」と、いろいろと画策中です。